*東京大人の読書会* BCBG BOOK PARTY

良質な文芸書を味わって読む、大人のための親密な読書会です。

月別アーカイブ: 7月 2011

第11回 『素粒子』 ミッシェル・ウェルベック

◆課題本  ミッシェル・ウェルベック 『素粒子』

憂鬱で、知的で、SFかもしれない。
終わらない夏、節電な日本、たるんだ時間にガツンとくる一冊を!

現代フランス文学の気鋭、ウェルベック。
世界30カ国で翻訳され、世界を震撼させた問題作、『素粒子』。
果たしてこの本は、21世紀を生きるわたしたちへの予言の書だったのか?

原文は仏語です。とっつきにくい本かもしれません。
なぜか独語で映画化されました。映画もどうぞ。

◆日時 2011年 9月 4日(日) 17~18時頃から

◆会場 ビストロ アギャット
東西線 門前仲町駅 (木場寄り) 2番出口
2番出口地上でるとヤマザキデイリーストア向かいの花屋沿いの歩道をまっすぐ
大衆酒場「魚三」、「オリジン弁当」あり、中華屋「ちょもらんま」前の横断歩道渡ってまっすぐ
歩道右手に炭火焼き「てっちゃん」(黄色い看板)、駐車場、フルーツパーラー「フルータス」の角右に曲がる
左手2件目に煉瓦色のビル、その先の角右手に和風作りのお店。
あんまりフレンチレストランには見えない外観ですが、そこです。

◆定員 8名

★課題本の読了が参加条件です。
既読の方も開催まで再読ください。
読まれた本をご持参くださいませ。

★参加者のみなさんへ。
自己紹介代わりに、課題本の他に、貴方がご紹介したい本、をお持ちください。
読んだ本、読んでいる本、これから読む本でもOKです。

#定員になりました。

第10回 『11分間』 パウロ・コエーリョ

セックスなんて11分間の問題だ。
脱いだり着たり意味のない会話を除いた正味は11分間。
世界はたった11分間しかかからない、そんな何かを中心にまわっている。

◆課題本 パウロ・コエーリョ 『11分間』

— われわれは原初的な種の生存本能に囚われていて、どのレストランのテーブルでも、
セックスについてあからさまに話せる自由があると思っているけれど、それはまやかしで、
結局のところ四隅を壁に囲まれた部屋の中で、自分たちが怖がり屋で臆病な弱い動物だと気づくことになる。 —

パウロ・コエーリョ “わたしが『11分間』を書くに至った経緯”

あなたは、語ることができますか。

◆日時 8月20日(土) 11:30~

◆会場 プチ・ニース 下町の素敵なフレンチレストランです。
日比谷線/都営浅草線 人形町駅 徒歩1分  A2出口、傾斜のある階段です。
地上出てすぐ目の前は果物屋「スガヤ」、(ガの点々がサクランボ) 大通りではなく、右手の道に入る。
右手に「割烹玉ひで」という親子丼が有名な店があり、人が並んでいるかも。
ampmを通り過ぎる。左のファミリーマートも通り過ぎる。 向かいに黒くて赤い看板のなんだか格好いいビルのピザ屋。
その右となりの緑色ペリエのイラストがガラスにはりついているお店です。
トリさんがうっとりとワイングラスを抱きしめている「ビストロ」とかいてある丸い看板が目印。

★課題本の読了が参加条件です。
既読の方も開催まで再読ください。
本をご持参くださいませ。

★参加者のみなさんへ。
自己紹介代わりに、課題本の他に、貴方がご紹介したい本、をお持ちください。
読んだ本、読んでいる本、これから読む本でもOKです。

第9回 『眠れる美女』 川端康成 + 『わが悲しき娼婦たちの思い出』 G.ガルシア=マルケス

「満90歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」

◆課題本
川端康成 『眠れる美女』
G.ガルシア=マルケス 『わが悲しき娼婦たちの思い出』

サマータイムを楽しむ読書の時間がやってまいりました。
今回は2本立てです。

川端はノーベル文学賞を受賞後、プレッシャーで作品を書けなくなった、と言われていますが
老いてなお盛ん(?)なマルケスは『わが悲しき娼婦たちの思い出』を上梓。

みなさん両作家の作品は、既にずいぶんと読んでいるかと思われますが
こんな2冊セットというこころみは如何でしょう。

◆日時  2011年 8月6日(土) 17~18時頃

◆会場 伍六 東西線 門前仲町駅 (木場寄り) 2番出口
2番出口地上でるとヤマザキデイリーストア向かいの花屋沿いの歩道をまっすぐ
大衆酒場「魚三」、「オリジン弁当」あり、中華屋「ちょもらんま」前の横断歩道わたる
立飲屋の角を歩道沿いに右に曲がる、すぐ次の角のやきとり「万俵」(黄色い看板)を左に曲がる
細い路地に入り、左手の4件目に木製の外観のお店。(隣に黄色いミニクーパー)

◆定員 8名

★2冊読了が参加条件です。
既読の方も、開催までに再読ください。

東京大人の読書会heavy readerのみなさま、
他の川端とマルケスの作品の話も聞かせてくださいな。

世界に認められる彼らの文章を、夏の宵に味わいましょう。

第8回 『海からの贈り物』 アン・モロウ・リンドバーグ

◆課題本 アン・モロウ・リンドバーグ 『海からの贈り物』

吉田健一訳 落合恵子訳 翻訳の指定はありません。原文でもどうぞ。(英語)

第一回の課題本:須賀敦子の『遠い朝の本たち』(“葦の中の声”)で紹介されていましたこの本。
女性向けにかかれた本のように思われがちですが、 人として生きるための、座右の書のなる一冊かもしれません。
ぜひご一読を。

◆日時 2011年 7月18日(祝) 17:30頃  海の日ということなので、海に関する本にしてみました。

7~9月の夏期は、帰省や長期休暇を取られたり、
東京にはご不在などされていて、みなさんの参加が限られるかもしれませんし
もしくは地方・海外のメンバーさんが東京に来られる機会があるかもしれませんので
できるだけ選択肢を増やせればと考えています。

◆会場 晩風 東西線 門前仲町駅 5番出口から
東京三菱UFJの角曲がって永代通り沿いを歩道沿いに歩く、左手に薬局ヒグチ、ドトール、サーティワンなどあり
おせんべい屋「みなとや」の角を左に曲がる、すぐ右手にある1階がうどん屋「しまだ」のビル
うどん屋の右手に入り口階段あり、エレベータで3階へ。

★課題本の読了が参加条件です。
既読の方も開催まで再読ください。
読まれた本をご持参くださいませ。

★参加者のみなさんへ。
自己紹介代わりに、課題本の他に、貴方がご紹介したい本、をお持ちください。
読んだ本、読んでいる本、これから読む本でもOKです。

第7回 『濹東綺譚』(ぼくとうきだん) 永井荷風

梅雨の季節に相応しい一冊を。

◆課題本
永井荷風 『濹東綺譚』(ぼくとうきだん)

岩波文庫 新潮文庫 角川書店

*出版社の指定はありません。お手持ちの本でどうぞ。

◆日時  2011年 7月2日(土) 18時

雨が降る日は何故か荷風の本が似合う。
男女の出会いは物語に避けられぬ。
荷風の愛した玉の井(向島)の雰囲気に酔いしれましょう。

◆会場  びす寅

下町路地裏の気取らない店です。
服装は普段着、着流し、浴衣でどうぞ。女中の下駄でも履いて。

東西線 門前仲町駅 1番出口 徒歩1分

地上出て永代通りの横断歩道わたる
花屋とデイリーヤマザキの小道をまっすぐ
1番目の「くるみ薬局」角を右にまがる
30秒くらい歩くと右手に三井住友銀行の駐車場
その向かいの先左手にあります。
丸い窓のついた和風な店構えです。

外から中が見える覗き窓があります。
中に見えるのは雪子さんではなく、いつも混んでる店内なのですが。

ちいさなお店です。
お店のコンセプトは、ビストロ(仏)+トラットリア(伊)=びす寅 ということで、
その日のおすすめ食材で美味しいつまみ。

毎日、手書きのメニューが出ています。
少人数なので適当に好きなものを注文してみましょう。
ワインの種類も豊富です。梅雨の宵、しっぽり語りましょ。

★課題本の読了が参加条件です。
既読の方も開催まで再読ください。
本をご持参くださいませ。

★参加者のみなさんへ。
自己紹介代わりに、課題本の他に、貴方がご紹介したい本、をお持ちください。
読んだ本、読んでいる本、これから読む本でもOKです。